【酷道】補完シリーズその2【352】
- 2016/07/26
- 09:37
こんちゃあ!!てんぷらです。
いつの間にか梅雨が明け、真夏のシーズンに突入してしまいました。
家から3分程の浜では毎日大勢の海水浴客で賑わっています。
縁あって先日に知り合いのチャリダーさん達と海で遊んだのですが…。
やっぱワイ、泳げへんわ。
(^p^)
最後に泳いだのが中学生の時分なので当たり前っちゃ当たり前かもですが、仕事柄、泳げないともしもの時に大変なのでこれからこっそりと練習しようと思った今日この頃でございます。
それでは補完シリーズ第2回です。
今回は東北地方で行けなかった「平ヶ岳」に加え、旅中に消化不良だった「会津駒ヶ岳」・「越後駒ヶ岳」の三山をご紹介します。
そんじゃ~、いってみましょうか!
(^ω^)っ
尾瀬国立公園の最北端に位置する山で、日本百名山の一つ。
標高は2133Mで東北の山の中では燧ヶ岳、鳥海山に次いで第3位の高さを誇ります。
旅中の記録はこちら↓
【池塘】旅243日目【何故か変換できない】
天候回復を狙って失敗した旅中では良さが殆ど伝えられませんでしたが、池塘と山頂周辺の穏やかな山容は尾瀬と呼ぶに相応しい場所です。
登山中はお隣の燧ヶ岳が大きく見える他、晴天なら山頂から富士山が見えます。
会津駒ヶ岳自体もとても良い山なのですが、この山域で超絶おススメなのは会津駒ヶ岳から中門岳の稜線歩きです。
どこまでも広がっていく高層湿原ルートを是非とも一度体験して下さい!
(※晴れの場合に限ります。)
因みに登山口までのアクセスは会津若松から南下して檜枝岐村に入るルートが良いでしょう。
ぶっちゃけそれも楽なルートではないですが、新潟側から国道352号で来ようとすると酷いことになりますよ?
(^p^)

(登山道中腹から望む会津駒ヶ岳。)

(湿原の先に見える燧ヶ岳。猫耳のような双児峰がお茶目。)

(駒ノ小屋。ここでビールでも飲めたら最高でしょう!)

(駒ノ小屋から山頂まではもう一息。)

(中門岳に向けた天国ルートへ。)

(「岳」という字が似合わぬ中門岳山頂。)

(天国ルートを会津駒ヶ岳へ戻ります。)
最後にお薦めルートをご紹介しましょう。
今回からヤマレコで作成したルートと高低差を添付してみました。
(^ω^)
檜枝岐村のメイン登山口から会津駒ヶ岳・中門岳をピストンするだけの王道ルートです。
駒ノ小屋で宿泊して駒ノ池を眺めながらゆっくり林檎ジュースとか、天国ですね!
初級編だと物足りないという方にお薦めルート。
下山時に同じルートを辿らずに、キリンテに下山します。h
ま、ぶっちゃけお薦めする本人はこのルートを歩いたことがないんだ!
(*^◯^*)
中級編でも物足りないという方にお薦めのルート。
駒ヶ岳山頂と中門岳を経由した後は尾瀬の入口である御池まで縦走しちゃいましょう!
それでも足りない方は燧ヶ岳ピストンでもご自由に。
(^p^)
新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界に位置する山で、日本百名山の一つ。
標高は2141Mと前述の会津駒ヶ岳より高いのですが、この山は関東エリアの山に分類されるようです。
旅中は登山口まで続く酷道352号の冬季閉鎖により、登山自体を断念しました。
日本の中でも有数の秘境である「奥只見」のど真ん中に鎮座しており、アプローチが非常に困難です。
因みに本旅の日本百名山アプローチ難度ランキングは
1位:聖・光岳
2位:朝日連峰
3位:皇海山
てな感じですが、この平ヶ岳に行けていたら間違いなくベスト3に入っていたことと思います。
(^q^)
福島側の最後の補給点(檜枝岐村)から登山口までの距離が約27キロ。
新潟側の最後の補給点(大湯温泉)から登山口までの距離が約50キロですぅ。
檜枝岐村から大湯温泉までに補給地点は尾瀬登山口の「御池」くらいしかないし、他は個人商店どころか自販機すら存在しないクッソド田舎でございます。
勿論アップダウンも盛りだくさんなんだ!!
(*^◯^*)
更に登山口から平ヶ岳山頂までも片道10キロという単独峰の登山道としては日本百名山の中でも屈指の長距離道なんだ!
(でも往復20キロの登山なんて変態チャリダーには朝飯前ですよね?)
(*^◯^*)
ということでこの「平ヶ岳」に登れていたら、また一つのエクスタシーに辿り着けていたというのに、もったいないことをしましたなぁ…。
(^p^)
以下、かなり前の真夏に登った時の写真を何枚か。

(平ヶ岳に続く尾根道。日陰が無く、真夏だと焼け死にます。)

(遠くに燧ヶ岳。その麓(左側)が御池なので、山深さは圧倒的に明らか。)

(暑さに喘いでいると巨大な山頂が見えます。)

(奇岩、玉子石。)

(玉子石付近は池塘が広がる別天地です。)
最後にお薦めルート。
といっても知ってるの一個だけなので悪しからず。
平ヶ岳といったらこのルートでしょう。
1泊2日で紹介されることが多いですが、健脚なら十分日帰り可能です。
皇太子殿下が登山された「プリンスルート」なるルートもあるようですが、登山口まではマイカーで入れないみたいです。
個人的にこの山は冬季に至仏山から縦走するのが最高と思います。
(^p^)
酷道352号の新潟側終点ら辺に位置する山で日本百名山の一つ。
又、「中ノ岳」、「八海山」と並んで「越後三山」とも称されます。
標高は2003Mで実は越後三山の「中ノ岳(2085M)」よりも低い。
にも関わらず越後三山の盟主的存在かつ日本百名山に選ばれたのは、宗教的な要所であるだけでなく、駒ヶ岳の名に相応しい堂々とした山容に由来してると思います。
旅中の訪問記録はこちら↓
【おさわり】旅246日目【探偵】
11月下旬に登ったにも関わらず積雪が皆無だった越後駒ヶ岳でしたが、ここも豪雪地帯でおかしい程雪が積もります。
谷川岳から新潟・群馬県境をひたすら北上して越後駒ヶ岳までの冬季縦走を夢想したことがありましたが、冷静に考えて冬季北アルプス縦走よりも難しいんじゃないでしょうか?
それではいつぞやの5月に登った時の雪のある越後駒でもご覧頂きましょう。
(^ω^)っ

(登山口から見上げる越後駒ヶ岳。あんまり雪が無いように見えますね。)

(雪道の急坂を登っていきます。)

(裏越後三山の一つ「荒沢岳」。日本二百名山の一峰でもあります。)

(小倉山からの越後駒ヶ岳。)

(中ノ岳も見えます。)

(奥只見の山々。)

(もうちょっと時期が早ければ山スキーヤーが沢山いたことでしょう。)

(駒ノ小屋と山頂。)
最後にお薦めルート。
越後駒ヶ岳に登る最もオーソドックスなルートです。
旅中もこのルートを採用しました。
距離も適度にあるので、越後駒ヶ岳を満喫できる素晴しい道だと思います。
初級編で物足りないあなた!
ちょっと足を伸ばして越後三山を縦走してみませんか?
駒ノ湯温泉を起点として越後駒ヶ岳⇒中ノ岳⇒八海山を巡る楽しいコースです。
八海山からの下山はロープウェイの道を下るのが癪なので、ちゃんと別のルートにしてありますよぉ。
因みに累積獲得標高は2755Mですぅ。
(^ω^)
もっともっと登らせて♪
(^p^)
上級編とか作っても満足できない変態さんがいるらしい(どこぞの日本二百名山回ってる人とか変Taiさんとか)ので、狂気に満ちたコース設定をしてみたょ。
荒沢岳⇒越後駒ヶ岳⇒中ノ岳の越後裏三山を縦走できちゃう希望に満ち溢れたコースです。
ポイントは途中で荒沢岳(1969M)から登山口(770M)に下りちゃうとこですかね。
そこから越後駒山頂(2003)まで再度突き上げる快感といったらないでしょう。変態さんには大好物ですよね?
累積獲得標高は3914Mですぅ。
参考までに北アルプスのど真ん中を爆走した鷲羽・水晶・黒部五郎の行程の累積獲得標高は4271Mですぅ。
(^q^)
というわけで今回はおしまいです。
今年の山の日にでも是非、上で紹介したコースをご賞味ください~。
それではこのへんで、バイバイにゃ~。
(^ω^)ノシ
いつの間にか梅雨が明け、真夏のシーズンに突入してしまいました。
家から3分程の浜では毎日大勢の海水浴客で賑わっています。
縁あって先日に知り合いのチャリダーさん達と海で遊んだのですが…。
やっぱワイ、泳げへんわ。
(^p^)
最後に泳いだのが中学生の時分なので当たり前っちゃ当たり前かもですが、仕事柄、泳げないともしもの時に大変なのでこれからこっそりと練習しようと思った今日この頃でございます。
それでは補完シリーズ第2回です。
今回は東北地方で行けなかった「平ヶ岳」に加え、旅中に消化不良だった「会津駒ヶ岳」・「越後駒ヶ岳」の三山をご紹介します。
そんじゃ~、いってみましょうか!
(^ω^)っ
1:会津駒ヶ岳
尾瀬国立公園の最北端に位置する山で、日本百名山の一つ。
標高は2133Mで東北の山の中では燧ヶ岳、鳥海山に次いで第3位の高さを誇ります。
旅中の記録はこちら↓
【池塘】旅243日目【何故か変換できない】
天候回復を狙って失敗した旅中では良さが殆ど伝えられませんでしたが、池塘と山頂周辺の穏やかな山容は尾瀬と呼ぶに相応しい場所です。
登山中はお隣の燧ヶ岳が大きく見える他、晴天なら山頂から富士山が見えます。
会津駒ヶ岳自体もとても良い山なのですが、この山域で超絶おススメなのは会津駒ヶ岳から中門岳の稜線歩きです。
どこまでも広がっていく高層湿原ルートを是非とも一度体験して下さい!
(※晴れの場合に限ります。)
因みに登山口までのアクセスは会津若松から南下して檜枝岐村に入るルートが良いでしょう。
ぶっちゃけそれも楽なルートではないですが、新潟側から国道352号で来ようとすると酷いことになりますよ?
(^p^)

(登山道中腹から望む会津駒ヶ岳。)

(湿原の先に見える燧ヶ岳。猫耳のような双児峰がお茶目。)

(駒ノ小屋。ここでビールでも飲めたら最高でしょう!)

(駒ノ小屋から山頂まではもう一息。)

(中門岳に向けた天国ルートへ。)

(「岳」という字が似合わぬ中門岳山頂。)

(天国ルートを会津駒ヶ岳へ戻ります。)
最後にお薦めルートをご紹介しましょう。
今回からヤマレコで作成したルートと高低差を添付してみました。
(^ω^)
お薦めルート(初級編)
檜枝岐村のメイン登山口から会津駒ヶ岳・中門岳をピストンするだけの王道ルートです。
駒ノ小屋で宿泊して駒ノ池を眺めながらゆっくり林檎ジュースとか、天国ですね!
お薦めルート(中級編)
初級編だと物足りないという方にお薦めルート。
下山時に同じルートを辿らずに、キリンテに下山します。h
ま、ぶっちゃけお薦めする本人はこのルートを歩いたことがないんだ!
(*^◯^*)
お薦めルート(上級編)
中級編でも物足りないという方にお薦めのルート。
駒ヶ岳山頂と中門岳を経由した後は尾瀬の入口である御池まで縦走しちゃいましょう!
それでも足りない方は燧ヶ岳ピストンでもご自由に。
(^p^)
2:平ヶ岳
新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界に位置する山で、日本百名山の一つ。
標高は2141Mと前述の会津駒ヶ岳より高いのですが、この山は関東エリアの山に分類されるようです。
旅中は登山口まで続く酷道352号の冬季閉鎖により、登山自体を断念しました。
日本の中でも有数の秘境である「奥只見」のど真ん中に鎮座しており、アプローチが非常に困難です。
因みに本旅の日本百名山アプローチ難度ランキングは
1位:聖・光岳
2位:朝日連峰
3位:皇海山
てな感じですが、この平ヶ岳に行けていたら間違いなくベスト3に入っていたことと思います。
(^q^)
福島側の最後の補給点(檜枝岐村)から登山口までの距離が約27キロ。
新潟側の最後の補給点(大湯温泉)から登山口までの距離が約50キロですぅ。
檜枝岐村から大湯温泉までに補給地点は尾瀬登山口の「御池」くらいしかないし、他は個人商店どころか自販機すら存在しないクッソド田舎でございます。
勿論アップダウンも盛りだくさんなんだ!!
(*^◯^*)
更に登山口から平ヶ岳山頂までも片道10キロという単独峰の登山道としては日本百名山の中でも屈指の長距離道なんだ!
(でも往復20キロの登山なんて変態チャリダーには朝飯前ですよね?)
(*^◯^*)
ということでこの「平ヶ岳」に登れていたら、また一つのエクスタシーに辿り着けていたというのに、もったいないことをしましたなぁ…。
(^p^)
以下、かなり前の真夏に登った時の写真を何枚か。

(平ヶ岳に続く尾根道。日陰が無く、真夏だと焼け死にます。)

(遠くに燧ヶ岳。その麓(左側)が御池なので、山深さは圧倒的に明らか。)

(暑さに喘いでいると巨大な山頂が見えます。)

(奇岩、玉子石。)

(玉子石付近は池塘が広がる別天地です。)
最後にお薦めルート。
といっても知ってるの一個だけなので悪しからず。
お薦めルート
平ヶ岳といったらこのルートでしょう。
1泊2日で紹介されることが多いですが、健脚なら十分日帰り可能です。
皇太子殿下が登山された「プリンスルート」なるルートもあるようですが、登山口まではマイカーで入れないみたいです。
個人的にこの山は冬季に至仏山から縦走するのが最高と思います。
(^p^)
3:越後駒ヶ岳
酷道352号の新潟側終点ら辺に位置する山で日本百名山の一つ。
又、「中ノ岳」、「八海山」と並んで「越後三山」とも称されます。
標高は2003Mで実は越後三山の「中ノ岳(2085M)」よりも低い。
にも関わらず越後三山の盟主的存在かつ日本百名山に選ばれたのは、宗教的な要所であるだけでなく、駒ヶ岳の名に相応しい堂々とした山容に由来してると思います。
旅中の訪問記録はこちら↓
【おさわり】旅246日目【探偵】
11月下旬に登ったにも関わらず積雪が皆無だった越後駒ヶ岳でしたが、ここも豪雪地帯でおかしい程雪が積もります。
谷川岳から新潟・群馬県境をひたすら北上して越後駒ヶ岳までの冬季縦走を夢想したことがありましたが、冷静に考えて冬季北アルプス縦走よりも難しいんじゃないでしょうか?
それではいつぞやの5月に登った時の雪のある越後駒でもご覧頂きましょう。
(^ω^)っ

(登山口から見上げる越後駒ヶ岳。あんまり雪が無いように見えますね。)

(雪道の急坂を登っていきます。)

(裏越後三山の一つ「荒沢岳」。日本二百名山の一峰でもあります。)

(小倉山からの越後駒ヶ岳。)

(中ノ岳も見えます。)

(奥只見の山々。)

(もうちょっと時期が早ければ山スキーヤーが沢山いたことでしょう。)

(駒ノ小屋と山頂。)
最後にお薦めルート。
お薦めルート(初級編)
越後駒ヶ岳に登る最もオーソドックスなルートです。
旅中もこのルートを採用しました。
距離も適度にあるので、越後駒ヶ岳を満喫できる素晴しい道だと思います。
お薦めルート(中級編)
初級編で物足りないあなた!
ちょっと足を伸ばして越後三山を縦走してみませんか?
駒ノ湯温泉を起点として越後駒ヶ岳⇒中ノ岳⇒八海山を巡る楽しいコースです。
八海山からの下山はロープウェイの道を下るのが癪なので、ちゃんと別のルートにしてありますよぉ。
因みに累積獲得標高は2755Mですぅ。
(^ω^)
お薦めルート(変態編)
もっともっと登らせて♪
(^p^)
上級編とか作っても満足できない変態さんがいるらしい(どこぞの日本二百名山回ってる人とか変Taiさんとか)ので、狂気に満ちたコース設定をしてみたょ。
荒沢岳⇒越後駒ヶ岳⇒中ノ岳の越後裏三山を縦走できちゃう希望に満ち溢れたコースです。
ポイントは途中で荒沢岳(1969M)から登山口(770M)に下りちゃうとこですかね。
そこから越後駒山頂(2003)まで再度突き上げる快感といったらないでしょう。変態さんには大好物ですよね?
累積獲得標高は3914Mですぅ。
参考までに北アルプスのど真ん中を爆走した鷲羽・水晶・黒部五郎の行程の累積獲得標高は4271Mですぅ。
(^q^)
というわけで今回はおしまいです。
今年の山の日にでも是非、上で紹介したコースをご賞味ください~。
それではこのへんで、バイバイにゃ~。
(^ω^)ノシ
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